
■ 概要
鋼構造建物では,接合部の性能が,建物全体の耐震構造性能に大きな影響を及ぼします.事実,ノースリッジ地震,兵庫県南部地震では鋼構造建物の接合部で数多くの地震被害が生じ,研究者および構造設計者の間で接合部の設計・施工方法の重要性が再認識されました. 神戸大学鋼構造研究グループ(KUSSL)では,実験・数値解析を通じて接合部挙動を明らかにし,「接合部の設計・施工方法の合理化」,「接合部構成方法の合理化」,「新形式接合部の開発」について提案を行っています.
鋼構造建物では,接合部の性能が,建物全体の耐震構造性能に大きな影響を及ぼします.事実,ノースリッジ地震,兵庫県南部地震では鋼構造建物の接合部で数多くの地震被害が生じ,研究者および構造設計者の間で接合部の設計・施工方法の重要性が再認識されました. 神戸大学鋼構造研究グループ(KUSSL)では,実験・数値解析を通じて接合部挙動を明らかにし,「接合部の設計・施工方法の合理化」,「接合部構成方法の合理化」,「新形式接合部の開発」について提案を行っています.