シンポジウム「人々の連帯への道のりを考える:在留外国人をめぐる最近の話題から」
Symposium "A way forward to solidarity - recent key topics around foreign residents in Japan"

  • 日本国内における外国籍者の在留数、労働者数は、2023年末時点でともに過去最高を記録した。日本国籍者の総人口および生産年齢人口が減少局面にある現在、外国籍者は貴重な労働力である。一方、本邦政府は明示的な移民政策をとっていない。そのために外国籍者が本邦で暮らしていく際の制度整備は十分とは言いがたい。同時に、ヘイトスピーチに代表されるように、特定の属性を持つ集団に対する差別と偏見の増大と人々の分断は進行しているように見受けられる。そして、それは外国籍者、日本国籍者、ともに発生している。この世界における種々の格差の解消を目指す日本国際保健医療学会に所属するわれわれは、これらの事態の発生と悪化を深く憂慮している。
    さて、先ず隗より始めよ、である。公衆衛生学の基本のひとつが記述疫学であるように。この企画では、それぞれの登壇者に、外国籍者が本邦で暮らしていく際に重要と考える課題と、それらに対する研究、活動などの取り組みを紹介していただく。これを通じて、われわれの身近にある課題を確認し、どのようにして人々の連帯に貢献し、この世界をより良いものとすることができるのかを議論することを目的に実施する。

シンポジスト/Symposiast

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外国人妊産褥婦の患者満足度向上を目指した支援

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