コラム

無謀な一歩と銅メダル

2020年7月4日(土)

サハラです、こんにちは!

先日、机の引き出しから、こんなものが出てきました。

銅メダル🥉!!

サハラは、中学時代、軟式テニス部に所属しておりまして、大会でいただいたメダルです。✌

中学一年の終わりに、澤和樹先生(現藝大の学長!)の門を叩いたサハラ。🎻

次のレッスン日時を決める時に、

澤先生「再来週の日曜日の14:00はどうかね?」( ´ー`)y-~~

サハラ「あ、すみません、その日はテニスの試合なので、来られません。」(^_^;)

澤先生「‥‥。キミくらいだよ、レッスンより部活を優先するのは‥。」(-_-;)

サハラ「え。そーなの?だって試合が。。(心の声)」(^o^;)

と、普通に毎日部活をやり、
その頃は藝高(藝大附属高校)受験の大変さも分かっていないサハラでした。
後に厳しさを知ることになります。☠

日曜日に、テニスコートが何面もある大学で行われる試合。🎾

いつもダブルスで参加していて、サハラは前衛。 ボレー担当でした。

そして、持ち前の運を発揮して!?

第一回戦は、必ず、不戦勝。😁

相手は現れない。✌

しかし、二回戦で、大抵、負けるという、
全然強くない選手でした。⤵(:_;)
寧ろ弱い。😂

この銅メダルは、団体戦で、
サハラのダブルスチームは一回も勝ってないのに、
首にぶら下げて帰った思い出のメダルです。🥉

藝高時代は、毎年春に軟式テニスの菅平合宿があり、
中学時代の経験は大いに活かされました。

何事も、経験、体験を通じて学ぶ大切さを知りました。

イノベーションの世界では、
成功すると「実は自分も同じことを考えていたんだ」と言われ、
失敗すると「だからやめとけば良かったんだ」と言われるそうです。

どちらも好きな言葉ではありません。💀

藝高のことも知らずに藝大の先生の門を叩く。🎻
勝てる可能性がなさそうなテニスの試合にエントリーする。🎾
そして、自分は運がいいと信じ込む!

こういったサハラの「無謀な一歩」があったからこそ、ヴァイオリニストの世界や銅メダルにつながったんだと思います。


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  • 佐原 敦子

    東京藝術大学非常勤講師、感性と論理をつなぐアーティスト