教授 宇野知秀
准教授 金丸研吾
助教 林大輝
金丸研吾
現在の研究   葉緑体機能と遺伝子発現機構,植物活性化物質の分子機能
専門   分子生物学、植物生理学、細胞生物学,分子遺伝学,微生物学
生い立ち     北海道余市町(ニッカウヰスキー)生まれ。幼少から食糧問題に関心があり,タンパク質生産菌やタンパク質の膜透過機構の微生物研究で知られた名古屋大学 農学部農芸化学科へ入学。ラボでは大腸菌の細胞内情報伝達系やラン藻のストレス応答の基礎研究に没頭,日本学術振興会特別研究員を経て国 立遺伝学研究所助 手にDC3で採用される。大腸菌の低温ショック応答やquorum sensingを研究後,食料としての重要性から植物研究に転身すべくUCサンディエゴ校に留学、硝酸還元酵素 (NR)の14-3-3タンパク質による翻訳後調節を研究。微生物と植物両方の研究キャリアを見込まれて東京大学分子細胞生物学研究所助手として帰国、葉 緑体の遺伝子発現と分裂機構を研究。2003年3月神戸大学着任。葉緑体遺伝子発現調節機構に加え、現象ベースの理学部と異なり物質ベースの農学部におけ るテーマとして,5-アミノレブリン酸など植物活性化物質の探索と分子機能解明の基礎研究と産学連携による実用化に向けた研究を進め,最近はモデル植物で の新規ゲノム編集にも着手している。博士(農学)。
所属学会   日本分子生物学会、日本植物生理学会、日本農芸化学会、日本ゲノム編集学会日本生化学会、日本植物細胞分子生物学会
趣味   食(材)や酒へのこだわりと蘊蓄、食べ歩き、料理づくり、映画/DVD鑑賞、温泉めぐり、精密ミニカー収集
学生へ    好奇心と探求心旺盛で実験が大好きな人をお待ちしています。生物の教科書にの るような新しい概念提起や食料生産に役立つ発見・発明を一緒に目指しませんか。研究の原点は「なぜ?どうして?」であり、その先に「どうすれば使える?」 の展開研究があります。H21からこのふたつを両立可能な神戸大学最大規模 の産学連携事業「バイオプロダクション次世代農工連携拠点」(10年間)の「バイオマスリソース」分野を担当し、研究成果をモノとして世に出すことも目指 しています。日々の研究を通じて「真剣になることの楽しみ」を満喫し、言われたことをただこなすだけの「仕事」を、自ら考えて目標をもって進める充実した 「志事」に転換し、カタチある「資事」を世に出すしごとを一緒にしませんか。そして時々、旨い酒とアテ(=おつまみ)で一献しながらいろんな話 をしましょう!
神戸大学研究者紹介   (研究者紹介へ)
電話番号   078-803-6618/5874
メールアドレス kng@kobe-u.ac.jp