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2021年

2021.02.28

高田暁教授がプロジェクトリーダーを務めているISO規格22185のPart 1(ISO 22185-1 Diagnosing moisture damage in buildings and implementing countermeasures — Part 1: Principles, nomenclature and moisture transport mechanisms)が出版されました。
この国際規格は、建物における湿害(moisture damage)防止するための設計や運用について記述したものです。国内の複数の専門家が協力して作り上げた日本建築学会の規準(AIJES-H0003-2013)(2013年に和文として出版、2019年に英文版を出版)の内容をもとに、高田暁教授が2015年にISO/TC205へ提案し、それが認められたため、2016年以来ISO/TC205/JWG11のコンビナーとして、この出版に向けて取り組んできたものです。国際規格であるISOが翻訳されて日本の規格になることはよくありますが、この規格は比較的少数の「日本発の国際規格」です。今回出版されたのはPart 1ですが、引き続きPart 2以降も出版するべく、ISO/TC205/JWG11での活動を継続中です。

ISOのウェブサイト
https://www.iso.org/standard/72824.html


日本建築学会のウェブサイト
https://www.aij.or.jp/books/categoryId/760/productId/590172/


ISOとは?(一般社団法人 建築・住宅国際機構 (IIBH)のウェブサイト)
http://www.iibh.org/what_iso.htm

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