担当している化学科・化学専攻学生への講義です。

「生物化学II」(学部3年次)
酵素反応について、まず立体構造の立場から、次に化学反応速度論、化学熱力学などの物理化学的見地から、論理的に説明する。また、代謝、遺伝情報の伝達などについて、エネルギー論、化学構造、立体構造の立場から講述する。以上によって、複雑な生命現象を、化学の基礎からスタートし統一的に理解させることを目指す。
「化学実験II」(生物化学実験)(学部3年次)
担当するテーマは「生物化学分野」で、タンパク質および核酸に関する実験を行う。タンパク質(酵素、ペプチドなど)および核酸(DNA、RNA)を含む未知の試料についてその同定を行う「生体物質同定クイズ形式」で行う。
「構造生物化学特論」(大学院修士課程)
分野をタンパク質の構造生物学に限定し、この中で最新の研究内容について掘り下げて解説するとともに、最新の論文、総説を紹介あるいは精読することで、この分野の最先端レベルの理解を促す。
「生体分子機能論」(大学院博士後期課程)
タンパク質、核酸などの生体分子が機能を発現する機構を、物理化学に基づいて理論的に解説し、さらに最新の実験報告例について議論をすることで理解を深める。

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