多値光ディスクメモリ

値化によりテラバイト光メモリを実現する

光ディスクメモリは,災害などに強固な長期保存用のアーカイブメモリとして再び注目されています。アーカイブ用途として競合技術である磁気テープや磁気ハードディスクに打ち勝つためには,1枚のディスクに1テラバイト超の記録容量を実現することが要求されています。 

この実現に向けて0と1の2値ではなく,多値情報を用いることで飛躍的な容量の増加が期待できます。この多値情報記録・読み出しに向けて,2光子吸収によるお凸状突起マークを利用します。現在,シミュレーションにより信号特性の解析を行っています。