散乱イメージング

内部の機能情報を非接触で見る

 生体は可視光から近赤外の光に対して強い散乱体として働きます。そのため,外部から光を入れたとしても散乱により内部からの情報が埋もれてしまいます。可視光から近赤外光は,吸収量を通して生体内部の機能情報を見ることが期待されています。また,複雑な3次元構造の観察も必要とされています。
われわれは,散乱体内部の高解像度イメージング技術の開発に向けて,光コヒーレンストモグラフィー(OCT)技術と光拡散トモグラフィー(ODT)技術の2つの技術開発を行っています。